「5分間リアル脱出ゲーム」の感想
リアル脱出ゲーム「あるオークション会場からの脱出」に失敗してしまいました。
↓「あるオークション会場からの脱出」の感想はこちら
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直後、会場内で各種謎解き冊子が販売されているのに誘われて
つい
買ってしまった
その名も「5分間リアル脱出ゲーム」
この本の中には10編の謎が掲載されており、わざわざ会場に行かずとも、いつでもどこでも謎解きが楽しめるというスグレモノです。
帰って早速取りかかりました。
1 全体通しての感想
まず、
1編5分で解けると書いてありますが
解けません…。
5分で解けたのは4編でした…
勘が鋭い方はもう少しサッと解けるんでしょうが…
ヒントは本の後ろの方に書いてあるのですが、10編とも、なんとか見ずに解くことができました。
中には1週間寝かせた問題もあり、解けないストレスがたまりにたまりましたが、ひらめいたときの爽快感は格別です。
2 各編の感想
詳しくはネタバレになるので言えませんが、解いた感触を綴ります。
①ある謎解き部屋からの脱出
5分で解けました。
初めに取り組むにはちょうどいい。
ストーリーも無機質な部屋の中で少々絶望している感じが脱出ゲームらしくて良いです。
②あるタイムカプセルからの脱出
ショートショートを読んでいるようで楽しい。
しかし、自分が苦手な、物語に入り込まないと解けないタイプの問題だったため、解くのに3日かかりました。
流し見しているとミスリードさせられます。
こういうのをパッと解けるようになるとリアル脱出ゲームの成功率も上がるんだろうと思います。
③不思議な絵本からの脱出
小謎はサクサク解けました。
大謎は、個人的に非常に気になったものがそのまま答えまで結びつき、たまたま5分で解けました。
こういう系の話は好きですね〜(解けばわかります)
④ある迷宮からの脱出
20問以上、ひたすら小謎を解いていくので、一つ詰まるともう5分以内には解けません。
2問ほど解けないままでしたが、大謎は推測で解けました。
30分くらいかかりました。
ぼんやり散歩してたら謎の建物に入ったって…ストーリーも主人公もぼんやりし過ぎではないでしょうか(笑)
⑤長い長い学級会からの脱出
特に詰まる点はなくスムーズに解けましたが、
一読するのに10分かかってしまった。
記入も含めて15分くらいで解けました。
ストーリーの主人公の生真面目さが自分と重なって、色々思うところがあった作品。
⑥奇妙な古書店からの脱出
小謎を途中まで解いて、あとは必要な部分だけ解いたため5分で解けました。
なんとなく神保町で古書を読みたくなりました。
⑦あるバスからの脱出
すぐにひらめけば5分で解ける問題でしたが…
ある1点で詰まり続けて1週間かかりました orz
ストーリーの妙な焦燥感が良いです。
⑧謎の蔵からの脱出
謎のボリュームが少なかったので、5分で解けました。
親戚の家にある蔵にも、先代が遺したらしき書類が置いてありますが、今回のストーリーのようなことが書いてあるやもしれませんね。
⑨奇妙な時計店からの脱出
後の⑩もそうですが、カラー印刷が活かされた問題になっています。
難しくはなかったですが、5分ではムリでした。
15分くらいかかりました。
実際に時計の針の回る音がする部屋にいたら、解ける気はしませんがね(・_・;
⑩世界最後の日からの脱出
特に詰まるところはなかったですが、読むところを間違えて解くのに20分ほどかかりました。
あと、途中「あること」を気にして「これでいいのか?」となりましたが、
「あること」は脱出後に判明して、その場合は…という感じです。
解く楽しさは10編の中で一番だったと思います。
3 最終問題
⑦あるバスからの脱出 が解けないまま取りかかりましたが、10分ほどで解けてしまいました。
本を手にしている最中、気になっていたものが手がかりになるとは、この時まで思いませんでしたが…
違和感は全て回収されていくのが、いかにもSCRAPの謎らしいです。
さて、しっかりこの本で解き方を練習したところで、再びリアル脱出ゲームを会場で挑戦したいと思います。
それでは!