若桃の酒
知人から若桃をいただきました。
若桃とは、皆さんごぞんじの桃が
膨らむ前に収穫したものです
下の写真のような感じで実っています
これだけ実っていると果実が大きく膨らまないので
ある程度実を取捨選択(摘果)するのです
この段階で摘まれたのが若桃
さて、
大量にいただきましたが、
どうしたものか...
↑スーパーの袋いっぱいにいただきました
そのままでは硬くて渋いので、調理します
調べるとシロップ漬けやピクルスなどにするのが
一般的なようですが
梅みたいに酒漬けでいいのでは
と思い
若桃酒とすることに
しかし、なんにせよ若桃の調理には
大きなネックが
それはこの毛
↑手でこすると毛がとれます
これを地道に約200個、こすって毛をとります
指先一つでは指紋がなくなってしまうので
網袋を指の間に挟んでこするととりやすい
4時間くらいかけてなんとかとれて、
ビンに氷砂糖と一緒につめました
ホワイトリカーを注いで
ひとまず3か月ほど待ちます
今回の材料
若桃 1.2kg
氷砂糖 1kg
ホワイトリカー 1.8L
できあがるのが楽しみですね
2021.9
あれから4か月ほど
茶色く桃エキスが出たであろう酒を飲みました!
(写真取り忘れ)
ロックでゴクリと一口
うむ...
甘い...
梅酒のような甘酸っぱい味ではなく
ただただ甘い...
よくよく考えたら梅と違って
果実に酸味の成分が少ないので当たり前なのだが
ちょっと甘過ぎだなぁ
氷砂糖を入れすぎたかもしれません
お酢を少し入れて割ると
梅酒に近い甘酸っぱさで飲みやすくなりました
あと、お菓子とか煮物とか作るときに
シロップ代わりに使うのがいいと思われます
塩辛めで美味しいレシピを考えたいところです