【後半ネタバレあり】オンラインリアル脱出ゲーム『HOTELブルーローズの99の部屋』
新型コロナウイルスのオミクロン株が猛威をふるっていますね
最近のおうち時間は、本読むか、株式売買するか、YouTube見るかのいずれかしかしてなくてマンネリ化していたところに、
一通のメールが
差出人はSCRAP
件名は◯◯◯様限定の【500円クーポンをお届けします!】リアル脱出ゲームで今すぐ使えるクーポンです
あまり割引しないイメージのSCRAPがクーポン...?
怪しい...
と、最初は迷惑メールかと思ってしまった(失礼)
メールに記載のあったクーポンコードを入れたら
ちゃんと割引かれたので、
今回タイトルにある『HOTELブルーローズの99の部屋』を購入し、チャレンジしてみました
こちらは珍しく、2022年3月1日以降は一部媒体でネタバレ解禁(ガイドラインによれば、ブログもネタバレ可なようです)とのことで、
序盤ネタバレなし、後半ネタバレありで感想を綴ります
感想(ネタバレなし)
ストーリー
1893年。
アメリカではシカゴ万国博覧会が開催され、たくさんの人が街を訪れました。
そんなシカゴの一角には「願いを叶えることができる」と噂のホテルがありました。
そのホテルの名は『ブルーローズ』。
美しい青色で彩られた、99の部屋を有するホテル。
ある者は「遺産が隠された部屋を見つけて大金持ちになった」と言いました。
またある者は「聖なる部屋で祈りを捧げたところ、神と交信できた」と言いました。
更には「悪魔と取引し、魔術を手に入れた」という者まで。
しかし、その後このホテルを調べた探偵は告げました。
「『このホテルのおかげで願いが叶った』と言った人物は皆いなくなっている」と…。
ぜひ、この『ブルーローズ』の噂を紐解き、ホテルに隠された真実へとたどり着いてください。
ミステリー好きの心をくすぐる導入部、
少し古びてはいるが優雅なホテルの雰囲気、
シックなBGM、
自分のペースで部屋を探索して
次の手がかりを見つけていくワクワク感、
そして結末の後味の悪さに至るまで
全てが非常に好みのゲーム形式でした
どことなく、今はなきCINGが開発した
ニンテンドーDSソフト『ウィッシュルーム 天使の記憶』を彷彿とさせる雰囲気を感じます
謎自体はさほど難しいとは思いませんでしたが
じっくり探索しすぎて6時間くらいかかってしまった
(プレイ時間の目安は4~5時間)
やっぱり私は時間制限あるタイプは向いてないのかもしれんorz
と再確認する機会にもなりましたが、
楽しくプレイできました
一応、進捗はセーブされているので、途中で一旦ゲームをやめても大丈夫ですが
ノンストップで一気に進めてしまいました
ミステリー小説読むのが好きな方なら、謎解きがそんなに得意でないという方でも楽しめると思います
(ただし、グロ耐性低めの方は注意)
以下、ネタバレあり
未プレイの方は戻るボタン推奨です
↓
感想(ネタバレあり)
宿泊客5人のそれぞれのストーリーがありますが、
いずれも進めていくうちに
死亡フラグが立ちまくってて不謹慎にも笑ってしまう
特にリリーさん
もう始めのストーリーの段階で
ピエロ左近寺パターンじゃないのかと思ってはいたが
(ご存知ない方は金田一少年の事件簿 魔術列車殺人事件をご覧ください)
予想以上にピエロ左近寺でした
本当にありがとうございました
そして、殺人におあつらえ向きなホテルと聞いて
黄金島の亡霊校舎を思い出す
こちらも金田一ですねw
とはいえ
実在のシリアルキラーのやり口になぞらえた
見事なストーリー展開に唸らされ
SCRAPの謎解きで人にオススメするなら
まずこれだな、と思った名作でした
また、真相にたどり着いた後も
各ストーリーに戻れるのがよかったです
(神父の進捗が95%で止まった方、
結構いらっしゃるのではなかろうか)
全ての進捗を100%にして無事?終了
叶えたい夢は自分で掴むものですね
それではまた