揚げ油に突っ込む拳

未知との遭遇を記録します。

生粋のステラレネーゼ

 

「生活のことをしよう」

 

時々自分に言い聞かせる言葉です

ここでいう生活のこと、とはいわゆる家事のことです

 

 

 

 

ひと頃、仕事上のストレスが最高潮に達し

家にいると仕事のことが頭から離れなくなってしまうので

生活のことをおろそかにして休日は朝から晩まで放蕩していたことがありました

 

 

しかしそうなると身体自体はあまり休めていないため、疲れが溜まる一方

出勤日になると死んだ魚の目をしながらゾンビのごとく出勤したものでしたし、部屋には物が散乱、昼は弁当を頼み夜は行きつけの居酒屋で酒をあおってラーメンをかっ食らう日々が続きました

 

当然の結果ながら、半年で10kg増量し、服は新たに買い直しを余儀なくされました

 

この間幸いにして健康診断は引っ掛かりませんでしたが、心身ともに疲弊しておりました

そんな時にふと思い出したのが、

大学時代に読んだ星野源氏の『そして生活はつづく』の一節

過労で倒れた星野さんに対し、お母様が一言、

 

 

ああ、あんた生活が嫌いだからね

 

 

 

 

 

 

 

要するに、普段の生活をおろそかにすると

自分の身体にはねてくるということ

 

うっかり思い出した一言が心にグサリ

自分に言われているようだ...

 

少し生活のことを見つめ直そうと思いました

 

 

 

 

 

 

 

今は仕事環境にも恵まれ

 

主な家事のうち

料理は苦にならないので毎日するし、

洗濯も服が溜まったら自然とやるのですが

 

 

 

掃除は...相変わらずしません

できません

 

 

 

 

なんで掃除できないのか

それは、

 

私が生粋のステラレネーゼだからです(キリッ

 

 

 

 

 

 

友人から、遊びに来ると連絡がありました

 

しかし、部屋は足の踏み場がそろそろあやしい程度には散らかっており

片付けなければ、とその時は思います

 

 

思うのですが、

 

 

 

 

 

友人に見せない部屋にがらくたを押し込み、

ひとまずきれいに?なりました

 

 

足の踏み場ができたことに満足して、がらくたは押し込まれたまま、また部屋は新たな物品で散らかっていくのです

 

 

がらくた、と言っている時点で

自分に必要のないものだとは認識しているのです

 

 

が、「捨てる」という行為が私にとって非常にストレスなのです

 

 

 

 

だから基本的に、形の残るものは本当に使うと決めたもののみを買うようにしているつもりなのですが

 

ネット通販で届く段ボールや、自分の意思とは無関係に届く近所の店のチラシでさえ、

 

「捨てられない」からその辺の床に置く

     ↓

足の踏み場がなくなる

     ↓

自分の視界から離れた場所に移動させる

 

という移動ルートをたどっていつまでもゴミ袋にチェックインしてくれません

 

 

 

この状態がよろしくないことは分かっているのだが、

なにか対策はないものか...

 

 

 

 

ネットで片付けのコツを調べたところ、

毎日1個以上何かを捨てる、というコツがでてきました

 

 

習慣づけが大事なのかもしれません

 

今年の目標にしたいと思います

全国のステラレネーゼの皆さん、頑張りましょう