リアル脱出ゲームブック「ルネと不思議な箱」の感想
7月になりましたが、まだまだ梅雨です。
雨がちで外出もおっくうなので、
リアル脱出ゲームブック
をネットで購入しました。
家から一歩も出ずに色々買い揃えられるなんて
便利な時代になったものだ…
どうりで太るわけです笑
さて、今回購入したのは
SCRAPのリアル脱出ゲームブック第1弾
「ルネと不思議な箱ーその町で少女は過去の夢を見るー」
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ストーリー
生き別れになった父を探し、
旅をしている少女ルネ。
父の消息を知る手がかりは、
蓋の開かない小箱だけ。
そんなルネが偶然立ち寄った町は、
「過去に戻れる伝説」のある場所だった。
フクロウ使いの少年、学者、紳士など、
個性豊かな町の人々と知り合ったルネは、
果たして父に会うことができるのか?
そして小箱の中身とは──。
謎が謎を呼ぶ旅。すべてを解き明かした後、
衝撃のラストが待ち構えている。
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面白そうですねー
あらすじに惹かれまして、届いて早速取り組みました。
①本の構成
3日間の出来事が、第1章〜第6章に分けられ、さまざまな登場人物の視点で描かれています。
地図を見ながら町を探索し、指示された番号のパラグラフを読み進める形式です。
②かかった時間
本を読み始めてから最後の謎を解くまで
(途中ほったらかしながら)半月かかりました…
ストーリーの分岐が多いので、公式で推奨しているようにふせんなどを貼って読み進めると早く読めたと思います。
ふせんを貼っていなかったので、同じストーリーを何回か読み返してる状態になり、
ぬおぉぉ
どこを読めばいいんだ…zzz
と幾晩寝落ちしたことかw
③物語について
パラグラフの選択肢を選んで読み進めるので、自分が物語に入った気分になります。
選択肢を誤ると
GAME OVER
ですがね/(^q^)\
割としょっちゅう命を狙われます
いかにもGAME OVERになりそうな選択肢ばかりなのに、つい見てしまっていたずらに時間が過ぎましたw
あと「過去に戻れる伝説」がある町ならではなのか
主人公含め、登場人物の多くがほの暗い過去をお持ちのようで
この少々重苦しめな展開が好きな方は楽しめると思います。
④謎の難易度について
ストーリーを進めるにあたっての謎は、ひらめけば秒殺〜10分以内に解けるものでしたが
最後の謎だけ難易度急上昇⤴︎⤴︎orz
5分間リアル脱出ゲームを解いた時のように、謎を解くと次の指示文が現れるのですが、
一回一回の指示文でなんとまあつまずくこと(汗)
最後は、
これは本当にいいのか…?
と思った行動が多分正解です
最後だけで解くのに4〜5時間はかかりました…
最後の答えは公式ホームページに入力します。
正しく入力すると、物語の結末が読めます。
公式ホームページにヒントもあるようですが、これから挑戦する方にはぜひ見ずに解いて、解いた時の爽快感を味わっていただきたいです!
結論
現代のお子さんにおすすめ
主人公は14歳だし、小学校高学年くらいの方なら共感しながら、謎を解いて読み進められると思います。
分からないことはインターネットで検索すればすぐわかる時代に
この本は分からないことを考えるという能力を鍛えてくれそうです
結末はデジタルデバイスがないと見られませんが、
それ以外は考えて書いて考えて書いて…
検索エンジン不要、自分の頭をフル回転させてひらめくという苦行を
世のお父様お母様、ぜひお子さんにすすめてほしいです笑
また、お子さんが分からなければ一緒に解いて思い出を共有するのも良いと思います。
今回の本も非常に面白かったです。
おそらくまたゲームブックを買ってしまうでしょうw
それではまた!